乾燥肌に良い成分とは?
乾燥肌に良い成分を知っておくと、スキンケアやメイクの時に役立ちますね。
また、良くない成分も同時に覚えておくことも大切です。
・肌に刺激のある成分
乾燥肌の敵はとにかく刺激です。
電気が走るように常にピリピリした痛みやかゆみが出ると、気になって何もする気になれません。
基本的に刺激になる成分はアルコールや香料だったり、着色料などに含まれたりするものですから、ファンデーションに限らずそうした刺激物が入っていない化粧品を選ぶことが大切です。
ただ、「天然のものなら肌に良い」と思い込んでいる人が多いことには注意です。
天然のハーブなどにはかなり強い成分も多く、人によっては湿疹やかぶれなどが起きたりアレルギーが起きたりします。天然のアロマだから大丈夫、とは思わずに、あくまでも慎重に自分の肌との相性を見極めましょう。
・肌に良い成分
乾燥肌に限らず肌に良い成分は、保湿にはたらいてくれる成分です。保湿成分にもいろいろなものがありますが、その中でも代表的なものをリストアップしてみましょう。
セラミド
細胞間脂質で、肌の内部で肌の水分が逃げないようにキープしていてくれるはたらきがあります。
セラミドはブロック塀のように規則正しく並んでガードしていてくれるのですが、年齢が進むとセラミドの配列が乱れ、隙間が空いてしまうために水分が蒸散しやすくなってしまいます。
この隙間を埋めるために化粧品でセラミドを補給します。
ヒアルロン酸
とても有名になった成分ですが、非常にたくさんの水分を抱えてくれる物質です。
人がもともと持っているものですが、加齢や生活環境によって量が減ってしまいます。
コラーゲン
肌の奥の真皮の層で作られる成分で、肌に弾力を潤いを与える基本的な成分です。
コラーゲンはたんぱく質なので、食べて内部から自分で生成するか、コラーゲンを作り出す元の細胞を活性化させる化粧品を補給するなどします。
エラスチン
肌の真皮層にあって、コラーゲンと一緒にはたらく物質です。加齢によって量が少なくなることがわかっていますが、食品から摂取するのは難しいとされています。